「もみじキャラバン」への参加

 
 全国市町村土壌浄化法連絡協議会主催・土壌浄化法ネットワーク、土壌浄化法事業推進連合会共催による第5回技術研修会が長野県において開催されました。
 今回は、内閣府等主催による「もみじキャラバン」(長野市)がプログラムに取り入れられたため、研修会全体での参加となりました。今回初めて、他の機関が主催する講習会に研修会全体で参加。主催者側の計らいで前方の席を確保。参加者は、いつもとはちょっと違う緊張感の中、他の大勢の出席者と共に、内閣府や内閣官房等からの熱い説明に耳を傾け、「こんなことも出来るのか・・・」と時代の先端を感じたのではないでしょうか。
 施設見学では、長野県小川村に足を延ばし、土壌浄化法による下水道処理施設や農業集落排水処理施設等を視察、土壌浄化法のすばらしさを実感し、研修会を終了しました。



 

 10月1日から実施へ

 昨年、改正された下水道施行令が、いよいよ今年10月1日から実施されます。一般的な下水道処理施設での処理水質がBOD20mg/gから15mg/gとなり、他の事業との差別化を図ろうとしています。(農集も検討中のようですが、現状では準備が間に合わずBOD20mg/gのまま、15mg/gについては、当面の間、努力目標とするそうです。)


「小規模下水道計画・設計・維持管理 指針と解説」に土壌浄化法が掲載!

 小規模下水道事業の設計指針となる本書(発行:(社)日本下水道協会)の2004年版に、土壌浄化法が掲載されました。参考としてですが、下水道の処理方式の一つとして「土壌被覆型礫間接触酸化法」が紹介されています。
 これで、土壌浄化法も補助事業として採択される処理方式として、認識されやすくなるのでは。



 

「下水道事業における地域再生計画を現実に!」

 下水道展と時・場所を同じく開催されている全国市町村土壌浄化法連絡協議会の担当者会議。普段は連絡協議会会員のみの参加ですが、今回、プログラムの中に特別セミナーとして「下水道事業における地域再生計画を現実に!」が組み込まれたため、オープンセミナーとして民間も参加することができました。セミナーでは、構造改革特区・地域再生計画等についての説明がされました。今後は具体的に進められるよう、情報収集等を行って、最新の情報発信がなされる予定。



 

 
 真夏のビッグイベントとして、すっかり定着した感のある下水道展。今年は潮の香りも心地よい、ミナト 横浜から。
 5月に発足したばかりの土壌浄化法事業推進連合会が主体となり、スキルマネージャーの方達がブースでの説明員となり、訪れた方へ熱心にお話をされていました。スキルマネージャーの皆様、お疲れさまでした! 



 

「特区・地域再生・規制改革・民間開放」への提案提出

 国が推進する構造改革の一環としての「特区・地域再生・規制改革・民間開放」等、内閣府が中心となって、展開されています。
 6月の説明会「あじさいキャラバン」、すべりこみで申請を提出。今回、トレンチによる「ソイルエネルギー」・縦割り補助事業見直し「フレッシュ下水道」・民間活力利用で総括的下水道事業経営「ダッシュ下水道」等の提案を提出。



 

 
 全国市町村土壌浄化法連絡協議会主催・土壌浄化法ネットワーク共催による第5回全国大会が鹿児島県知覧町で開催されました。
 日本の道百選の一つに挙げられている知覧町。武家屋敷群は美しい街並みを醸し出し、歴史を感じさせてくれます。目指すのは「自然との調和」でしょうか。
 連絡協議会土橋副会長の進行での町村長の討論会、「今だから語ろう〜小規模下水道こそ時代の求めるもの〜」は土壌浄化法を採択した町村長達が、苦労話や自慢話を、当時を振り返りながら話されました。
 国土交通省・総務省の各担当官のプレゼンテーションには、国の担当官に直接質問できるまたとない機会とあって、会場から熱心な質問がされ、熱気があふれんばかりでした。



 

ついに活動開始!土壌浄化法事業推進連合会

 土壌浄化法の普及拡大と技術の向上を図るため、関係する民間企業が集まり、「土壌浄化法事業推進連合会」を設立。ニイミシステム代理店を主体に30社余りで形成され、会長には三井住友建設(株)の駒田康廣氏が選任されました。連合会の今後の活躍が期待されます。



 

情報発信は六本木ヒルズから

 今年のスキルマネージャー講習会は、情報発信の地としては最適と思われる六本木ヒルズで開催され、参加者は土壌浄化法に関するスキルアップを図りました。特に今回は、主に自治体への情報伝達を担当する方に向けての講習会となりました。



 

水環境について考える・・・日色ともゑさんと共に

 群馬県明和町において、明和町および農業集落排水事業推進協議会主催による町民文化大学教養講座「水環境の改善について考えてみませんか」が開催されました。1部で「子供達に残そうきれいな川と緑豊な自然」と題して、土壌浄化システム開発者 木村弘子が講演。2部では「さわやかな私、大切に」と題し、劇団民芸の日色ともゑさんが「土と水のエチュード」という詩を朗読。200名を超える参加者が水環境に纏わる詩の朗読と講演を熱心に聴講しました。